内容紹介
ここにはすべての物事の原理がある
ヒトと動物の意識はどう違うのか、感情と理性は対立するものなのか、
喜怒哀楽はどのような論理構造を持つのか、複雑な言葉はどのようにして生まれるのか、
論理的な思考のしくみはどのようなものか、記憶はどのように脳に刻まれるのか。
心理学、哲学、神経科学など心に関するあらゆる研究のデータをダーウィニズムによって分析し、
記憶、言語、思考、感情、性格、愛、言葉、思考、生命、自己、意識など
心についての根源的な謎に、 生物進化の観点から生まれた「感情のロジック・ツリー理論」
「意識のトポロジカル・ループ理論」「言語の意味の身体運動感覚説」の
3つの理論で、明解かつ簡潔に答える。
著者紹介
坂下 景(さかした あきら)
1969年大阪府生まれ。日本語教師、全国通訳案内士(中国語・韓国語)、心理学検定1級。
多文化共生時代の日本を見据え、外国系児童を主な対象として学習支援活動をしている。ベトナム語と手話を学習中。
現在は『ダーウィニズム心理学』の英語版の準備と、心理学理論の数式化のため位相幾何学に取り組んでいる。