ASTRA HOUSE(アストラハウス)

書籍

マーロー 殺人クラブ

ロバート・ソログッド 著/髙山祥子(たかやま・しょうこ) 訳
定価(税込) 2,200円(本体2,000円+税)
ISBN9784-908184-35-2 C0097

2022年8月10日発売

内容紹介

ジュディス・ポッツは77歳。ロンドン郊外マーローの古びた邸宅に独り住まいで幸せな日々を送っている。まわりには、仕事やウィスキーの量に口をさしはさむ人などおらず、退屈しのぎに「タイムズ」紙向けのクロスワード・パズルを考案している。ある夜、テムズ川で泳いでいると、ジュディスは残忍な殺人を目撃してしまう。地元警察は彼女の話を信じず、ジュディスは自ら事件の調査に乗り出すと決め、ドッグ・ウォーカーのスージーと、司祭の妻であるベックスを仲間に加え、「マーロー殺人クラブ」が誕生する。別の死体が現れたとき、3人は自分たちの行動範囲に連続殺人犯がいることに気づく。3人が解こうとしたパズルは、逃れることができない罠となる——

新聞紹介

2012年フランス映画の「フランスへの道」賞受賞脚本家。
「アガサ・クリスティに現代風のひねりを加えた」(英SUN紙)
「ユーモアたっぷり、素晴らしいプロット、スロットル全開のフィナーレ」(英ランカシャー・イブニング・ポスト紙)

著者紹介

ロバート・ソログッド

1972年、英国エセックス州コルチェスター生まれの脚本家、小説家。
10歳のときにアガサ・クリスティの『邪悪の家』を読んでミステリーと恋に落ち、本作で本格デビュー。現在は作品の舞台となったロンドン郊外のマーローに妻、子供、2頭のウィペット犬と一緒に暮らしている。

翻訳者紹介

髙山祥子 (たかやま・しょうこ)

1960年、東京都生まれ。成城大学文芸学部卒業。
訳書にアリソン・マクラウド『すべての愛しい幽霊たち』、
ケイト・ウィンクラー・ドーソン『アメリカのシャーロック・ホームズ』、
レスリー・M・M・ブルーム『ヒロシマを暴いた男』、
ジャネット・スケスリン・チャールズ『あの図書館の彼女たち』など多数。

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